ブラックホール 人類初撮影に成功 情熱大陸

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ドキュメンタリー番組 情熱大陸

歴史的快挙の舞台裏に2年密着が放映された。

「天文学者・本間希樹」

見えない宇宙の中でも
究極に見えない天体
ブラックホールを
初めて撮影に成功した

アインシュタインの相対性理論
以来 100年
ブラックホールを視覚的に証明
するものである。
人類(天文学者)が100年かけて
解こうとしてきたジグソーパズル
の最後の1ピースが埋まった
というような、
とらえ方を本間さんは
しているという。

番組の密着取材は
本間さんが所長として
単身赴任した
岩手県 水沢にある
国立天文台 水沢VLBI観測所
から始まる

レンズが無い電波望遠鏡
により宇宙から降り注ぐ電波
を捉え、微弱な電波も重ね
合わせればはっきりするという。

今回のブラックホールは
地球から5500万光年彼方
にあるという(新幹線でおよそ
200兆年かかる距離)

国際的なプロジェクトで
世界8か所の電波望遠鏡を
つないで10000キロを超える
パラボラに見立てる。

地球規模の超巨大電波望遠鏡
(地球から月に置いたゴルフボールが
見えるほどの性能だという)

標高4000メートルにある観測所にて
宇宙からくる電波はものすごく
弱いため、観測所の装置にて
それを何万倍とか、何百万倍
に強くするために低い周波数に
おとしてから増幅する。

観測は世界8か所で同時に始まる

観測所で記者が天の川の位置を
聞くと、本間さんは、
よく分からないという返答
だったので、以外だった。

天文学者は星座を知らない
見える星(天体)に興味がなく
見えない星に興味をもつため。

そういう意味で
天文学者に星座を聞いてはいけない
と本間さんはいう。

次元が違った。
納得である。

観測だけではなく、解析のための
プログラムの開発や装置の設計など
目的にためには、優秀な能力
をフル活用である

日本の研究者は素晴らしい。

最近は、以前に比べると
かなり、日本の研究は海外に比べ
予算や規模が小さく、研究者に
とっては、大変難しい環境である
ように言われているが、

その中で、ノーベル賞を取ったり
するような優秀な研究者達が
未来の研究者たちの希望の光と
なっているのではないだろうか。

日本は研究で諸外国に遅れを
取らないように考えて
欲しいものである

人類初を成し遂げた
本間さんとは
一体どんな人だろう。

アメリカ生まれ
東京大学1類⇒理学部天文学科
⇒大学院理学系研究科天文学
⇒修士⇒博士

現在は
国立天文台 教授
水沢VLBI観測所所長

純粋に天文学 一筋

興味や、やりたいことが
はっきり決まっており、
自分自身のことをよく分かっており
継続して、やり続けることが
重要な気がする。

いろいろな困難があるのだろうが
自分の興味のあることだから
常に楽しくて仕方がないような
状況にいて、わくわくしている。

そんな姿が目に浮かぶ。

幼少期にやりたいこと、目的が
はっきりしていて、成人しても
ぶれなく、継続している人は
結果として、いつしか、
その道で卓越し、評価され、
一流となっている。

たいへん興味深くて、
おもしろい、番組だった。


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